父の跡を継ぎ「偽右衛門」襲名を目指し奮闘する、生真面目だが土壇場に弱い長兄
化力(ばけぢから)が戻らず、蛙のまま六道珍皇寺の境内の古井戸で隠遁生活を送る次兄
臆病ですぐに尻尾を出してしまう未熟者だが、最近は電磁気学に興味がある勤勉な末弟
若い頃は「階段渡りの桃仙」と呼ばれていた、宝塚をこよなく愛する四兄弟の母
金曜倶楽部に狸鍋にされてしまった、京都狸界の頭領「偽右衛門」にして四兄弟の父
天狗の神通力を得た妖艶なる美女。金曜倶楽部のメンバーであり赤玉先生の弟子
かつては如意ヶ嶽を治めていたが、今は落ちぶれ、愛弟子弁天に恋い焦がれる大天狗
このうえなく口が悪い矢三郎の元許婚だが、何かと下鴨家の世話を焼く夷川家の長女
口癖は意味不明な四文字熟語。何かと下鴨家にちょっかいを出す夷川家の阿呆兄弟。
(因みに本名は次男・金閣が夷川呉二郎、三男・銀閣が夷川呉三郎という)
四兄弟の叔父だが下鴨家を敵対視する夷川の当主。現在は行方不明
師と大喧嘩の末姿を消すも、百年ぶりに帰朝した赤玉先生の二代目
狸界きっての将棋好きで、以前は赤玉先生の助手をしていた南禅寺家の長女
見た目は小柄でガッチリとした中年男だが、かなりの腕前を持つアヤシゲな幻術師
父親の早雲と反りが合わず家を出た毛坊主で、夷川家の長男
狸谷山不動院に暮らす、狸界随一の長寿研究家にして矢三郎たちの祖母
食べることは愛することであるという信条を持つ、大学の農学部の心優しき教授
父が残した
「面白きことは良きことなり!」を
信条に気ままに暮らす下鴨家の三男